企画推進担当及びNext-HRプロジェクトチームのシニアマネージャと、給与担当(阪神電気鉄道チーム)のマネージャを兼務しています。
企画推進担当はグループ共通人事システムに関する運用管理やグループ全体のDX推進に向けたさまざまなサポートを行っており、Next-HRプロジェクトチームとしては、外部コンサルの支援を受けつつ、事業部を横断した業務効率化に取り組んでいます。
一方、給与担当では各従業員の毎月の給与や退職金の計算に付随するさまざまな業務を行っています。
新しい技術を柔軟に取り入れ業務効率化を実現する仕事と、法律や会社の規則に則り確実に業務を進める仕事の両方に従事しており、対話を通してメンバーの成長をサポートするとともに、チームで成果をあげるべく日々邁進しています。
社員インタビュー
挑戦と成長を支える
協力しやすいフラットな職場環境
2008年キャリア入社
ヒューマンリソース事業部
シニアマネージャ
現在担当している業務内容について教えてください。
基幹システム運営と給与計算業務、二つの視点から事業部全体を支えるシニアマネージャの役割
ある⼀⽇のスケジュール
- 09 : 00在宅勤務で業務開始
阪神給与担当チーム全員で、ビデオ通話にて朝礼 - 毎朝、その日の午前中に各自が行うタスクや共有すべき事項を、朝礼で共有しています。その際、チーム全体のタスク表を画面共有で一緒に確認し、処理漏れを防ぐ取り組みを行っています。
- 09 : 30各種資料決裁
- 給与計算に関する納品物や各種伝票の決裁を行います。
- 10 : 00Next-HRプロジェクトチームに関するWEBミーティング
- 外部コンサル会社と進めるプロジェクトもあり、社内だけではなく社外の方ともWEB会議が日常的にあります。
- 12 : 30ランチ
- 在宅の日は録画したドラマを視聴しながらランチを食べることもあり、リラックスしています。
- 13 : 30阪神給与担当チーム全員で、ビデオ通話にて昼礼
- その日の午前の進捗と午後のタスクを共有します。
- 14 : 00メンバーとの月次面談
- 毎月30分ほどの月次面談を各メンバーと行います。仕事のことはもちろん、プライベートに関する雑談など、ざっくばらんに話します。
- 15 : 30企画推進担当(DX相談窓口)の進捗ミーティング
- 週1回のペースで担当全体の進捗ミーティングを行い、情報共有を行うとともにチームとして方向性を決定します。
- 16 : 30勤怠担当と運用について打合せ
- 法改正やシステム変更があると運用を変更する必要があるため、メンバーと打合せを行い、必要事項を確認します。
- 17 : 40阪神給与担当チーム全員で、ビデオ通話にて終礼
- その日の午後の進捗共有と処理漏れのタスクがないか確認します。
- 18 : 00退社
在宅勤務の体験や感想について教えてください。
在宅勤務のメリットと生活・キャリアへの好影響
新型コロナの感染拡大により、在宅勤務が一気に進みました。どうすれば出社と同じクオリティで業務を進めることができるか頭を悩ませながらも、メンバーと一緒にトライ&エラーで在宅勤務を進めた結果、今となっては在宅勤務抜きの業務は考えられないようになりました。
通勤時間が不要である、ということは、在宅勤務の大きなメリットだと感じています。通勤時間をほかのことに充てることができることは、誰にとっても生活の質の向上につながると思いますが、特に育児などで時短勤務をされている方にとってはキャリア形成に強い追い風だと思います。
またコミュニケーションについても、在宅・出社の勤務形態問わずWEB上で雑談タイムを設けるなど、在宅勤務を行うことでより意識して行うようになりました。
会社の強みや、他社との違いを感じる点は何ですか?
挑戦を支援する風土と成長機会を得られることが大きな強み
チャレンジを応援する風土は、私が感じる大きな強みのひとつです。
入社して間もない時期から新しいシステム導入に関わるチャレンジをしたり、紙で行っていた年末調整を電子申請に切り替えるプロジェクトにも携わりました。
このような大きな運用変更をグループ各社にお願いする難しい案件でも、会社のサポートがあることでスムーズに進行できました。私自身の経験を振り返ると、挑戦する意欲があれば、その実現を後押ししてくれる環境が整っていることが実感でき、非常に働きやすいと感じています。これからも新たなチャレンジを重ね、成長を続けていきたいと考えています。
これまでに経験した仕事で、最も印象に残っているプロジェクトは何ですか?
年末調整電子化で業務効率化を実現
年末調整の電子申請プロジェクトです。
毎年12月の給与計算でその年の所得税を確定させる年末調整を行いますが、電子化前はグループ従業員約2万名から必要な情報を紙で収集していました。あらかじめ情報を書類に印刷し、各従業員に配布し、提出された書類の内容をチェックし、申請内容をデータ化しシステムに取り込む、という作業が必要でしたが、電子申請を実装したことで、各従業員・各社の庶務担当者・我々給与担当それぞれの手間と時間が減り、書類紛失リスクも解消されました。
その後もより良いシステムにするべく、毎年給与担当で少しずつバージョンアップに取り組んでいます。
会社の将来性やビジョンについて、どのように考えていますか?
20周年を機に新たな挑戦へ
2023年にシェアードサービス開始20周年をむかえ、会社として新しいフェーズに入ったと思います。
従来通り給与計算をはじめとした人事関連業務でグループ従業員を支えるとともに、今まで培ってきたノウハウをもとに業務効率化などのコンサル的な業務も新たに広げていける余地があると思うので、そのためにも日々、今までの知識をブラッシュアップするとともに、新しい技術や社会の動きにもアンテナをしっかり巡らし、みんなで楽しみながら新しい挑戦を行っていきたいと考えています。
キャリア形成
1年⽬
給与・社会保険担当
PCAというシステムを使い小規模会社数社の給与計算を行う担当に配属。
数社の給与計算業務を行いながら、業務を覚える。
2年⽬
給与・社会保険担当
PCAで各社の給与計算を行いつつ、新しいシステムZeeM導入に携わる。
4年⽬
給与・社会保険担当
ZeeMからPCAの上位モデルであるPCAXへのシステム移行作業に携わる。Microsoft Accessなどを駆使し、システム本体だけでは実装不可能だった大規模会社も受託可能に。
6年⽬
給与担当
小規模会社を数社担当するチームから、阪神電気鉄道の業務を行うチームに異動。
給与計算業務を行いつつ、阪神電気鉄道労働組合の新規導入に携わる一方、年末調整プロジェクトのサブリーダー就任。
7年⽬
給与担当
給与計算業務を行いつつ、年末調整プロジェクトのリーダーとして、法改正に伴う申請フォーマット変更対応を行う。
8年⽬
給与担当
グループ共通人事システムのバージョンアップに向け、業務効率化を進める分科会活動に携わり、初心者でも業務が可能となるようメニュー構成の変更などを行う。
10年⽬
給与担当
給与計算業務を行いつつ、チーム内の属人化解消を目的に業務改善活動を行う。また阪急交通社の新規導入業務にも携わる。
11年⽬
給与担当 サブマネージャ
給与計算業務を行いつつ、サブマネージャとして会社が進めるWell-beingプロジェクトなどを通して、メンバーとの対話を重ねる。
※働き方改革全般について、「社員が自己実現を達成して豊かな人生を送る」という最終目標達成に向けた具体的かつ全社的な取り組みを推進するプロジェクト
12年⽬
給与担当 マネージャ
マネージャとしてチーム内の属人化解消とチーム全体のレベルアップのため、担当業務の変更や各種勉強会の実施を行う。
17年⽬
ヒューマンリソース事業部 シニアマネージャ
シニアマネージャとして、自担当だけでなく採用活動・事業部を横断した業務改善など、事業部全体に関わる業務に携わる。
先輩からのメッセージ
グループ支援と自己成長を両立し、やりがいある毎日をともに目指しましょう
シェアードサービスというと、「グループ従業員を支える」というイメージを持たれる方が多いと思います。もちろんその側面もありますが、当社理念である「HHBA宣言」や「行動指針(6つの志向)」にもある通り、自分自身がどれだけ日々の仕事に真摯に向き合い成長できるか、が大事だと思います。
日々楽しみながらも真摯に仕事に取り組み、やりがいある活き活きした毎日を是非一緒に送りましょう!
※記載内容は取材当時のものです。